- 2021.10.04
- カテゴリー:コラム
知っておきたい「家族葬」
家族葬と言っても、その規模の考え方はさまざま。ご遺族のみ10名程度、ご遺族+ご親族で行う30名程度、ご遺族+ご親族+交遊関係で行う50名程度まで、小規模な葬儀を「家族葬」と呼んでいることに一因があるようです。
家族葬を行うときの注意点は連絡しなかった方への配慮。「参列したかったのに、なぜ知らせてくれなかったのか」と親しい友人から葬儀後に指摘されることも少なくありません。このため、事前に「家族葬で行うこと」をご家族・親族間で話し合っておきましょう。
交友関係に連絡するときは事前にリストを作成し、連絡時に「家族葬で執り行いますが、〇〇様に是非ご参列頂きたいと思います」と付け加えましょう。
家族葬は、費用負担が軽くなるとお考えの方も多いようです。しかし実際にかかる式場使用料や祭壇料金、お布施などは一般葬とほとんど同じです。会葬者が少ない分、お料理や返礼品等の接待費用が会葬者数に応じて軽減される程度になります。
家族葬の場合は、香典等を辞退する事も多く、ご遺族の負担が大きくなるケースもあります。
家族葬を行った場合、ご葬儀後に交友のあった方から「弔問に伺いたい」と、連絡を受け取ることもあり「皆さんが一度にお別れできる葬儀にしておけばよかった」と後悔される方もいらっしゃるようです。
家族葬をお考えの場合は、交友関係の対応も含め準備しておきましょう。
IT事業部